「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 絵を描くのにモチーフが必要な理由 2016.07.08 芸術論とひとりごと ほんの少しの登り勾配 2016.11.02 芸術論とひとりごと 関係を捉える事=絵を描く事 2016.10.30 芸術論とひとりごと 感情移入(擬音化して踊る様に描く) 2016.10.01 芸術論とひとりごと 絵の中の音、匂い 五感での学び 2016.03.16 芸術論とひとりごと 画面との対話 2016.11.10 芸術論とひとりごと 絵の完成、筆を置くタイミング 2016.05.11 芸術論とひとりごと 木炭、コンテ 『デッサン 一つの極意』 2016.06.18