「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 視覚 ≒ 触覚 2016.06.16 芸術論とひとりごと 制作の中の当り前 『無茶をしない』 2016.04.22 芸術論とひとりごと 「制作に集中するために」 2016.02.09 芸術論とひとりごと 魔法の鉛筆は制作感覚の目醒め 2016.11.12 芸術論とひとりごと 第二章 2012.02.20 芸術論とひとりごと 置き換えではつまらない 2017.01.11 芸術論とひとりごと デッサンは紙を変化させてキメる 2016.10.28 芸術論とひとりごと リアルの度合い 2016.06.10