言葉のスケッチ
【第22話】そなえ
カレンダーを新しくしてイーゼルの上に田舎から送ってもらった餅を供えた。 外は風も無い曇りで庭の芝は春の復活の気配さえ感じさせない静かな色である。 片付...
カレンダーを新しくしてイーゼルの上に田舎から送ってもらった餅を供えた。 外は風も無い曇りで庭の芝は春の復活の気配さえ感じさせない静かな色である。 片付...
一日の仕事を終えぼーっと画面を眺めていたら、猫に「隙アリッ」とばかりに 膝の上に飛び乗られた。 アトリエに彼が居るときはお気に入りのCDをかけておとな...
最近一つ歳を取った。 三十代の中ごろから誕生日を迎えるごとに「そろそろ人生の半分どころかな、」 と考えるようになった。 それを繰り返していたら今年で4...
私の絵は単色に塗った画面の中に潜んで正確に彫り出されることを待っている。 実際に作品をご覧になった方は驚かれるが描いた様に見えるところは全て削ってある...
穏やかな小春日和に誘われて海までのランニングを再開した。 太平洋まで片道3キロの道のりは一年ぶりの脚にはなかなか遠い。 途中いつも顔見知りの他人程度に...