


質問募集中です。

遠近(手前、奥) 『ミケランジェロの不思議』
絵の中で手前と奥を描き分ける方法として大気遠近法や パースペクティブを使ったものは有名です。 手前に比べて奥は弱い様子に描く(コントラストを下げて描く...

絵の具の厚さ 『ゴッホの不思議』
上の写真の絵の具は厚い所で4~5mmあります。 この厚さで塗ってしまうと乾燥する過程で絵の具の収縮により皺が寄ることは避けられないでしょう。 油絵は絵...

油絵の具のこと
油絵の具の構造は顔料+乾性油が基本です。 チューブから出した絵の具はどれも同じ様な固さになっていますが 同じ乾性油でも合わせる顔料によって練ったときの...

さっぱりわからん集め
今日も一日画面とにらめっこが続き、 スケッチブックにちょっとしたメモ代わりの下描きをしみたり 画面に目印を貼り付けて見たりしていたら夕刻になってしまっ...

制作中の画面との対話
エスキースはあくまでプランであり本番前にイメージを明確化させるために行う準備です。 出来るだけ詳細に制作の道筋が見えている事が望ましいのですが 本番制...

白い画面とにらめっこ
今日は描き始める前の真っ新な画面を一日中見て過ごした。 この一枚がどんな絵に仕上がるのか描く対象も未だ決まってはいない。 確かな事から閃きに似たものま...
どういった質感を持った絵の具をどの様な画面にどのようにどういう風に付着させてあるか、その全てに作者の美意識が問われます。何を画材とし、どう画材をセレクトするかというところからすでに制作は始まっています。

パレット掃除で分かる事
私は一作の制作が終わるとパレット上に混色して とってあった絵の具を綺麗に掃除します。 パレットに使っているのは大きな白い大理石なので 絵の具を削り落と...

画材の性質を肯定して生かす
塗る、描く、乗せる、混ぜる(画面上で)、擦り込む、 これらは油絵の具の付着させ方のヴァリエーションです。 水彩絵の具の様に紙に対して絵の具を吸い込ませ...

至高の油絵の具 これから
画材店に並んだ絵の具達はいつも同じ顔をしているからと言って中味も同じとは限りません。 顔料の入手、製造コスト、その他、絵の具メーカーに降りかかる障害も...

至高の油絵の具 『練り 艶 品位』
自分で油絵の具を練ってみればわかりますが『練り』は 専用のローラーを持っている絵の具メーカーにかなわない所です。 絵の具の物質感を決める練りには各絵の...

至高の油絵の具 『顔料濃度』
絵の具の命は顔料です。 その顔料をいかに高い濃度で絵の具にするかは絵の具メーカーの技量と良心に掛かっています。 良心と書いたのには理由があります。 顔...

至高の油絵の具 『彩度』
絵の具の命は鮮やかさです。 昨日書いた様に、赤、橙、黄、緑、青、紫、、、 各色相での最高彩度の顔料を絵の具にする必要があります。 チューブに入って画材...
本ブログを未だ見ぬその作品に至る言葉のスケッチとしてみたい。

ネコたちの年中行事に思うこと
今日は午前中から猫たちのワクチン接種に行って来た。 例年接種が済んで数時間経つと何となく大人しくなり 人間に例えるとちょうど風邪を引いてしまった様な按...

今日で11年
11年前の今日は大雪が降った日でネオが我が家の一員になった日。 2006年1月20日21時過ぎに帰宅。 洗濯ものを干したままだったことを思い出して取り...

旧東海道 品川宿
先日、細に付き合って品川まで出かけてみました。 旧東海道沿いにある丸屋さんは老舗の履物屋さんでお店に入るとそこは和の世界。 草履、下駄、雪駄、花緒が所...

秀作は時間を味方に付ける
仏像の素晴らしさは単に彫刻的な作品としての素晴らしさだけで 成り立っている訳ではありません。 奈良に在る多くの仏像は作られてから数百年から千数百年ほど...

今がおすすめ いざ奈良へ!
絵に限らず美術品を鑑賞する最高の贅沢は作品と一対一で対峙する事です。 展覧会や美術館での鑑賞にそんな贅沢は難しいのが現実でしょう。 日本に在る第一級の...

武士から坊主
適当に伸ばしてあるのを後ろで一つにまとめて結わいてお仕舞。 特にこだわりがある訳でもないまま二十数年間この武士の様な髪型でやってきた。 それをこれまた...
美やさまざまな感じることをおもむくままに…。

絵の具の厚さ 『ゴッホの不思議』
上の写真の絵の具は厚い所で4~5mmあります。 この厚さで塗ってしまうと乾燥する過程で絵の具の収縮により皺が寄ることは避けられないでしょう。 油絵は絵...

制作中の画面との対話
エスキースはあくまでプランであり本番前にイメージを明確化させるために行う準備です。 出来るだけ詳細に制作の道筋が見えている事が望ましいのですが 本番制...

白い画面とにらめっこ
今日は描き始める前の真っ新な画面を一日中見て過ごした。 この一枚がどんな絵に仕上がるのか描く対象も未だ決まってはいない。 確かな事から閃きに似たものま...

制作の構造
視覚は触覚に近い感覚です。 画家は色々なモチーフの見方をしますが視線で触る感覚は 対象をより明確に捉えようとする結果辿り着くモチーフの見方でしょう。 ...

モチーフの量
今日はモチーフの量から制作を考えてみたいと思います。 一般的に絵を描かれる方は描きたいものをモチーフにされると思います。 よく目にするのがモチーフの量...

何故?
私の絵をご覧になる方からたまに何で猫と野菜なんですか?と聞かれる事がある。 そう言われてみれば確かにそうだ。 しかし制作中の脳は独立した存在でその働き...