作品名の付け方

芸術論とひとりごと

展覧会でお客さんに聞かれることの一つに作品タイトルについてがあります。

「タイトルは決めておいてから描くんですか?それとも描き終わってからつけるんですか?」

私の場合、作品タイトルを決めて描き始めることはほぼありません。

大抵は制作中に自然と思い浮かぶ様です。

作品が完成するまで決まらなかったときは、

自分が鑑賞者になって何日も眺める日が続いたりします。

作品名は作品を識別するために必要なものですが、

絵の内容や見え方を狭めてしまうようなものは避けなければなりません。

出来るだけ作品に干渉せず、絵を観る時間が心地よく広がって行く様な

雰囲気あるものを心がけています。

三観

2016年5月誕生  命名 「 三観 」

自分がこの世に生み出した作品の名前です。

親はやはりこだわってしまう様です。

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