「純粋美術業界批判」 第二夜 画商の罪

第二夜 画商の罪

昭和の時代には幾人か「画がいました。
「これぞ!」と思う作家を見出し惚れ込む所からスタートし
その資質を伸ばすよう二人三脚して行ったまさしく「画匠」です。
「画匠」は世の中にとっての美の意味や
自分が関わっていることの値打ちを
気概とともに持ち合わせていた尊敬すべき人達です。
優れた審美眼を持った彼らは
残念ながら姿を消してしまいました。

では、1段階レベルを落とし「画はと言うと
その資格は、字の通り商売力です。
展覧会に沢山のお客さんを集めたり
作品を売る力を持っている事が唯一の資格ですが
現在の画商は無資格営業に等しい。→ 故に罪 

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