至高の油絵の具 これから

画材の神さま

画材店に並んだ絵の具達はいつも同じ顔をしているからと言って中味も同じとは限りません。

顔料の入手、製造コスト、その他、絵の具メーカーに降りかかる障害も

他企業と同じですから変わることなく良い絵の具作りを続け事は大変な事だと思います。

また企業経営の観点から見れば変わらない事を良しとするのは勇気が必要でしょう。

しかしながら画家にとって絵の具は物差しであり基準です。

絵の具には悪い方にはもちろん、良い方にも変わってもらっては困ります。

(良い方に変わる余地があるものは最初から選ぶことは出来ません)

油絵の具の製造に関して最善の行いが何であるかは最初から分かっている事です。

最高の顔料と最高の乾性油、そして手間を惜しまない練りの工程。

至高の油絵の具は最初から至高の油絵の具として登場するものです。

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30年前、入手可能な全ての絵の具を試してみた結果私が選んだのは、

マツダスーパー油絵の具でした。

この絵の具達がこれからも変わらないままあり続けるよう、願っています。

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