金子豊文の公式サイト|美感のルネサンス

世界唯一の白亜地刻描の画家

トーン(濃淡)の性質の違い

Toyofumi Kaneko | 2012 - 02 - 26

制作では常により良い画面を目指し続けますのでトーンにも質的な工夫が自然に発生します。

両方の図の球体に付けられた陰のトーンの暗さはほぼ同じ暗さですが紙に対する付き方を違えて
あります。

『右の図』は鉛筆を紙に付けただけの状態
紙の断面を見てみると紙の凸部のみに鉛筆の粉が付着した状態。

『左の図』は鉛筆を紙に付けた後擦り込んだもの
紙の凹ににも鉛筆の粉が入り込んでいます。

ゴルフボールとピンポン玉を描いたとして、あなたならどちらの物質感を選びますか?
人間の目は何かを見た瞬間に先ず明度の変化に反応しますので明るさの情報は影響が
大きいのですが、同じ明度でもその先に狙いとする物質感を伴った表現の選択があります。

「まさしくこの表情の付き」といえる物質感を作り出すことが大切です。

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