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世界唯一の白亜地刻描の画家

構図変更が何故失敗を招くのか

Toyofumi Kaneko | 2016 - 12 - 28

途中まで上手く行っていた制作が、或る時を境に破たんへと向かう事を

経験された方は多いと思います。

その原因になるものの一つに構図変更があります。

この場合の構図変更とは、画面の中でより良い形の決まり具合を探すために

描画により自然に図が動いて行く事を指すのではありません。

途中までプランに無かった、新しい図を追加する、或いは

既に構図にあるものを削除する事を指します。

エスキース(制作プラン)が甘かった事と、描き進め方にアラが有った事が原因ですが、

構図の増減で何とかしようとすると絵は壊れます。

それまでの制作過程が比較的上手く行っていればいるほど

新しい図の追加や削除による影響は顕著です。

制作が上手く行っていると言う事は、画面中の各図同士が

良い相関関係になっていると言う事です。

「ここの所が寂しいから何か図を入れたいな」とか

「どうもこの図が邪魔しているな」という理由で

図の追加、削除するのはお互いに密接に絡み合って築かれた良い関係を壊すことになります。

ピンと来ない方は以下の様に考えて頂いて結構です。

制作途中に構図変更する事は、スポーツの試合中にルール変更をする様なものです。

当然ながら試合は混乱します。

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