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世界唯一の白亜地刻描の画家

書くための紙と、描くための紙

Toyofumi Kaneko | 2016 - 09 - 26

普段生活の中で接する紙の表面は滑らかです。

ノートやコピー用紙その他、何かを書く用途の紙は

ほとんど凹凸の感じられない表面をしています。

それに対し絵を描くための紙は凸凹した表面の紙が多くあります。

スケッチブックや木炭紙などはその代表例でしょう。

木炭紙は紙の表面で木炭を削って付着させるための凸凹であると同時に、

紙に対する木炭の付着の仕方のヴァリエーションを生むための凸凹でもあります。

下の図をご覧ください。

tone

球体を簡単に描いた図ですが陰部の表情が違います。

ゴルフボールとピンポン球を描いたとしてどちらの陰が適しているかは一目瞭然でしょう。

書くための紙は、鉛筆やボールペン等の筆記具が、

『付いたか付かないかの二値』で記号的な情報を乗せる為の紙です。

ON ,OFFのデジタル用途の紙とも言えます。

描くための紙は、描画用具の付き方の様子が無限段階で工夫される紙です。

アナログ用途の紙とも言えるでしょう。

以上の様に、書くための紙と描くための紙ではその意味の在り方が全く異なります。

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