頼りになる画材屋さん
言葉のスケッチ
今日は朝から画材屋さんとのやり取りで一日が始まった。
例によって少し特殊な画材をかなり大量の注文だったので
色々難しい所もあってなかなか一筋縄ではいかない。
そんなオーダーにも毎回親切に対応してくれるのは東京目白の『画材あ~る』さんである。
いつの間にか30年を超える付き合いとなっている『画材あ~る』ではその間に
店長さんは2回変わったが今も頼りになる数少ない画材屋さんとして色々お世話になっています。
私が上京した32年前には画材の種類や画材屋さんの数は今より多かったし
それぞれの画材屋さんは、そこでしか手に入らないものを扱っていたり
独特の店構えであったり特色のある店が多かった。
専門家の立場からすれば、そんなお店の存在は有り難かったし又頼もしくもある。
一般店に並ぶことの無い、より専門的なものなどは小回りが利いて独自のルートを持っている
そういう画材店の独断場で画材に関する知識も専門家顔負けの博識ぶりなのだ。
当時、最高の画材を手に入れたくてまだ数多く在ったそんな画材店を
片っ端から覗いて回ったことが懐かしく思い出される。
下の写真は一見何ということもない薄い板だけど、
白亜地の地塗りをする時には欠かすことの出来ない木ベラです。
上の写真の木ベラは数年前『画材あ~る』さんへ顔を出したとき
売り場の端の方で今もひっそりと取り扱われていました。
『画材あ~る』 〒171-0021東京都豊島区西池袋4-2-15
TEL 03-3983-2420