金子豊文の公式サイト|美感のルネサンス

世界唯一の白亜地刻描の画家

IMG07256鉛筆でも筆でも実際に画面に触れているのは描き手から見えないところです。
今まさにどの様に筆先が画面に接触しているのか、
筆の毛に絡んだ絵の具がどの様に画面にコンタクトしているのか、
画家は滅茶苦茶シビアに想像しながら筆を動かし又
その結果をつぶさに観取って次の手の動かし方にフィードバックします。

上達への意識養成 細部を太い筆で描いてご覧なさい
ディテールの情報が多いモチーフ、例えばガラスのコップなどをテーブルの上に置きます。
その時テーブルの向こうは何も無い壁ではなく、色々な日常の物がある背景にしてください。
コップは透明ですから向こう側が透き通って見えているはずです。
またガラスの表面にはキラッと光を反射している所があったりします。
これで描くべき細部の情報には事欠かないはずです。
6号程度のキャンヴァスに油絵の具で描いてもらいますが、
使う筆は太い筆限定(12号、14号の豚毛丸筆)にしてください。
この状況で後はひたすら細部を描ききるだけです。

細い筆を使えば容易いことがとても大変なはずです。
それでも何とかしようと思えば、自分では見ることが出来ない
筆先の様子に神経を集中することになります。

追伸
筆先の扱いに卓越した画家は多数いますが、
わかり易い例の一つとしてレンブラントの自画像があります。
おでこや顔の皮膚の具合が、筆先でさばいた絵の具の抑揚
の様子だけでリアルに表現されています。
大して描いていないにも関わらす、
筆致が見事に皮膚そのものになっていますので画集などで見てみてください。

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