「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと モチーフと画面の関係 2012.02.26 芸術論とひとりごと 文字の領分+図の領分 2016.06.03 芸術論とひとりごと 思い込みの壁 概略 2016.03.26 芸術論とひとりごと 大きな絵を描いてみるメリット 2016.08.10 芸術論とひとりごと 美を見つけ出す為の眼の育成、訓練 2016.05.08 芸術論とひとりごと 思い込みの壁 自分の画面を見る時の思い込み 2016.03.30 芸術論とひとりごと 制作の極意4.『比較して観る』 2016.09.07 芸術論とひとりごと 「純粋美術業界批判」 後夜祭 2016.01.24