「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 画家に求められる資質(バイタリティー合成力) 2016.11.19 芸術論とひとりごと パンと練りゴム 2016.07.28 芸術論とひとりごと 思い込みの壁 モチーフを観る時の思い込み(原因) 2016.03.27 芸術論とひとりごと 重力は画面の物差し 2016.03.01 芸術論とひとりごと 向き不向きについて 2016.11.01 芸術論とひとりごと 絵の中の音、匂い 五感での学び 2016.03.16 芸術論とひとりごと 構図の不思議(画面意識) 2016.08.05 芸術論とひとりごと 制作の順番のこと 1+2=3 2+1≠3 2016.11.18