金子豊文の公式サイト|美感のルネサンス

世界唯一の白亜地刻描の画家

芸術論

Toyofumi Kaneko | 2016 - 08 - 14

説明するのが難しいことですが

一番素晴らしい絵は「反対のこと」で出来上がります。

色や明暗や大小、位置、ヴァルール、肌合い、厚薄など各要素を何らかの反対の

意味をもつもので一点にバランスさせた時に最強の絵が出来上がります。

人間の事物の捉え方の根本はコントラスト(相対)です。

そして画面が最も反対の要素で創り上げられた時が

絵の中の絵が最速で鑑賞者の深層に伝わる構造を持った作品となります。

しかしながらハイコントラストな要素を組み合わせて作品化するのは至難です。

一つの例としてゴッホの画面では下層に暗褐色の地塗りがあります。

暗い画面の上に鮮度の高い絵の具を置いて一発で決めて行く

制作のコントラストの高さは簡単に真似出来る感覚ではありません。

また画題の面では、悲惨なものを美しく描き上げた時に最強のコントラストが生じます。

最も強い絵を描く事は最も伝わる速度の速い絵を描く事

それを美のCode上で実現出来るかが全てです。

注) 絵の中の絵 = 絵の内容

極意

0にバランスさせるのに1-1=0ではなく10-10=0の構造を創り出す事が絵の極意です。

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