「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 画家の根幹要素 『強く焼き付けた意志と貫き通す力』 2017.01.10 芸術論とひとりごと 制作の羅針盤は『違う』の感覚 2016.05.10 芸術論とひとりごと 黄金比と美そのもの 2016.09.19 芸術論とひとりごと 思い込みの壁 概略 2016.03.26 芸術論とひとりごと この世の中に発生したもう一つの宇宙 2016.02.29 芸術論とひとりごと 取り返しが利く様に描く 2016.11.08 芸術論とひとりごと 無限について 2013.11.29 芸術論とひとりごと あなたの観る力は夢の通り 2016.02.28