「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 昔と今の有利と不利 2016.11.14 芸術論とひとりごと 立体的に描く『三次元的なやり取りの実感』 2016.08.26 芸術論とひとりごと 第七章 2012.02.20 芸術論とひとりごと モチーフの実際の大きさと画面の大きさの関係 2016.12.08 芸術論とひとりごと 根性描きは永遠の基本 2016.07.25 芸術論とひとりごと 落ち着くにおい 2016.10.06 芸術論とひとりごと この世の中に発生したもう一つの宇宙 2016.02.29 芸術論とひとりごと 構図の不思議(画面意識) 2016.08.05