「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 思い込みの壁 自分の画面を見る時の思い込み 2016.03.30 芸術論とひとりごと 置き換えではつまらない 2017.01.11 芸術論とひとりごと 個性について 個性の発生する場所 2016.04.01 芸術論とひとりごと 『 弱→強 制作の鉄則 』 2017.01.12 芸術論とひとりごと 価値の変遷と必然と説得力 2016.06.17 芸術論とひとりごと 才能個性の伸び代を決めるもの 2016.05.15 芸術論とひとりごと 画家の行う『単純化』 2016.04.29 芸術論とひとりごと 絵の具の厚さ 『ゴッホの不思議』 2017.01.29