「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 季節比べ 変異の種 2016.12.25 芸術論とひとりごと 線と呼吸 2016.06.28 芸術論とひとりごと 陰影について 2012.02.26 芸術論とひとりごと 落ち着くにおい 2016.10.06 芸術論とひとりごと 「あなたの辞書」 2016.01.16 芸術論とひとりごと 子供の絵から分る事 教育についてのおせっかい 2016.02.17 芸術論とひとりごと 観ることと描くこと 2012.02.26 芸術論とひとりごと 第四章 2012.02.20