「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 『見飽きない絵』と『見飽きる絵』 2016.06.15 芸術論とひとりごと 描き始める前の大事 2016.08.02 芸術論とひとりごと 『色』 光の色 脳の補正能力 2016.06.06 芸術論とひとりごと マチエール その2 デッサンの場合 2016.10.21 芸術論とひとりごと 画家の根幹要素 イントロダクション 2017.01.06 芸術論とひとりごと 構図変更が何故失敗を招くのか 2016.12.28 芸術論とひとりごと 写真視について 2016.08.27 芸術論とひとりごと モチーフの実際の大きさと画面の大きさの関係 2016.12.08