「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと モチーフの量 2017.01.20 芸術論とひとりごと 遠近(手前、奥) 『ミケランジェロの不思議』 2017.01.30 芸術論とひとりごと 制作の極意5. 『画面を愛する』 2016.09.08 芸術論とひとりごと 画材から絵の部分へ 2016.07.02 芸術論とひとりごと 理解と明確 2016.12.03 芸術論とひとりごと 大切なこと 2016.07.14 芸術論とひとりごと 絵画制作のプロセス 1.モチーフを観る 2016.08.29 芸術論とひとりごと 思い込みの壁 総集編 2016.03.31