金子豊文の公式サイト|美感のルネサンス

世界唯一の白亜地刻描の画家

「美の抽出」

Toyofumi Kaneko | 2016 - 02 - 06

目の前に見えている何気ない日常の景色の中にも美が存在しています。
そう言った美は多くのノイズの中に埋もれていますので
画家は美を抽出してノイズを取り除き、
様々な過不足を調整して作品としなければなりません。

例えば目の前のモチーフをいわゆる写真の様に画面に写し取ったとします。
これは置き換えであり絵ではありません。

現実のモチーフに(美に向けた)何らかの働きかけがなされた時に絵となります。
「実際はこうだけれど、もう少し○○にした方がより美しい良い絵になる。」
○○に入るのは、(大きく、小さく、明るく、暗く、
 斜めに、縦に、目立つように、目立たない様に)など様々で、
そのどれもがより美しい絵となるなめの工夫です。

画家の厳しい審美眼で測ればモチーフやモデルが
それ自体で美そのものであることはあり得ません。
「美そのものの女性は存在しなくても、女性の美は存在する」
故にその女性の中にある美を抽出する→ノイズ成分を取り除く→過不足を調整する、
こうした過程を経て、美そのものと一体化した女性が絵の中に出現します。

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