私の疑問『宇宙の広さ』
言葉のスケッチ
幼い頃見上げた夜空の星々は今より数も多いし距離も近くに見えていた気がします。
肉眼で見える星の数がおおよそ2000個あると聞いてから、
実際に数えようとしたこともありました。
星や宇宙は、時間、空間ともにスケールが大きいところに惹かれていた気がしますが
一番気になっていたのは宇宙の広さについてです。
今も天文学者や物理学者が宇宙、全宇宙と言っていますが
40年前の宇宙と今の宇宙ではまるで大きさが違います。
そこのところをいつまで経っても同じ「宇宙」で済ましている所が少々あくどい。
今も観測可能や理論上予測される宇宙の広さは大きくなり続けているけれど
私が幼い頃考えた疑問に答えることは未来永劫出来ないと思います。
色々な宇宙理論が発明されて、宇宙が膨張していようが収縮していようが
そんな事ではない究極的な問いかけ。
『根本的な空間の広さ』
何かが広がる為にはそこに空間が必要です。
「ビッグバン以降空間そのものが膨張している」とか言うけれど
宇宙空間が広がる為には予め何も無いスペースが必要なわけです。
そのスペースが無限に広いと言うのはおかしい。
また、ある所で有限にしてみたら「じゃーその外はどうなってるの?」の矛盾が発生します。
はい、これではどこまで観測しようが、理論予測しようが、キリがない。
こういう無限に関して人間には『これ以上理解させないストッパー』が
組み込まれているのではないかと思います。
全ての宇宙を発生させた『輩』がもし居るとすれば
大方そいつに不都合な理由でもあるのでしょう。