画材から絵の部分そして絵の強さへ

芸術論とひとりごと

今日の内容は昨日の続きです。

制作の中心でけん引役のAから描き広げていくとやがて画面の端に到達します。

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Aから描き広げることで画面全体を画材から絵に変化させて行くことは出来ますが

画面の端は中心に比べて常に視覚的に弱い状態です。

そこから先どういう状態にするのが望ましいかは下の通りです。

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それまでAからBそしてCと言う風に描き広げて到達した画面の端から

今度はAへ向かって描いて行くのが制作の極意です。

画面の端からF→E→D→C→B→Aへと求心的に描くとこで

画面の強さ、ハリ、緊張感は増して行きます。

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