支持体+絵の具=絵

言葉のスケッチ

支持体とは絵の具を付ける場所、つまり画面素材のことです。

デッサン、水彩、日本画、油絵、テンペラ、フレスコ画、など使用画材に応じた

下地処理をした、紙、麻布(キャンヴァス)、板、漆喰壁、等が使用されます。

いずれも絵の土台になるものですから経時変化が少なく

そのものの耐久性があることが条件となります。

また描画材料との接着性が良いことも大切です。

その辺のことを考慮すると以外に適した材質は少ないものです。

1000年位昔まで遡って絵の具と支持体の関係を見てみても

それ程大きな変化は無い様に思います。

過日一献傾けながら、支持体、地塗り、そして絵の具の話をU先生とした際

「せっかく描いたからには最低1000年はそのままの状態を保ってもらわないと困る」

制作者としては当たり前の要求をぶつけてみたら

「ふざけるな」と怒られてしまいました。

U先生は真剣に絵の具のことを研究し続けて来られた方です。

私以上に絵の具の耐久性のことを考えて来た情熱がしっかりと見えました。

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