金子豊文の公式サイト|美感のルネサンス

世界唯一の白亜地刻描の画家

油絵の具を使う事に慣れてくると自然に気が付く事ですが
認識を新たにしておくと効果的かもしれないのでお知らせしておきます。

油絵の具が最も言う事を聞いてくれる状態は生乾きの時です。
何らかのモチーフを描く場合、画面上で最高の色、マチエール、
描写、の状態を探して絵の具をいじりますね。
思い出してみてください、「ああ、いい表情になった、描けた、キマッた、」と思った時の事を。
その時の絵の具の状態は、絵の具同士を混ぜようとすれば混ざり、
そーっと乗せたままにしようとすればその様に、
描き手の意思の通りの変化を受け付けてくれる生乾きの状態だったはずです。

ファンアイクの様に一層ずつ絵の具を乾かしながら何層も重ねる描き方や
ゴッホの様に練った絵の具を画面に置いて一発決めの描き方でない、
いわゆる普通の油絵の具の使い方であれば
絵の具の乾燥状態をいかに生乾きの状態に保つか、
或いはその状態になる時を見越して
画面上の絵の具をいじっておくかが大切になります。

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